サービス説明

台風や大雨などの自然災害により、思わぬ形で浸水してしまった車は早急なクリーニングが必要です。
あまり大きな被害がなかった場合は、そのまま愛車を乗り続けたい方もいらっしゃることでしょう。
ですが、被害は大きくなかったものの汚水や泥が混ざった水が車内に入り込み、そのまま放置をしてしまうと、悪臭やサビの原因になります。
特に悪臭は、「いつか取れる」なんてことは絶対にありません。
早急にクリーニングし、車内をすばやく乾燥させれば、カーペット・マット・シート類へのカビの大量発生を抑えることができます。
いずれにしても車内で「濡れ」を発見した場合はすぐにプロの業者に洗浄の相談をしましょう。

水没した車内の臭いは強烈

水没した車は、浸水の影響で車内から異臭がします。
水没した状況により、臭いの原因は様々ですが汚水や土砂によるものや、カビによる臭いが一般的といえます。
においの根本から絶っておかないと日を追うごとに臭いは強烈になるばかりで、放置していると他の部分にも臭いが移ってしまい車内衛生環境が悪くなってしまいます。
シートの内部やわずかなすき間など見えない部分を乾かしたり、消臭作業するには専門知識が必要なため、自力でクリーニングするよりも業者に頼んでしまった方が確実です。

サビや腐食してしまう

水没車がサビや腐食を一番してしまう場所は、エンジンルーム内です。
特に海水に浸かった場合、海水に含まれる塩分によって車のパーツが通常よりも急速に劣化してしまいます。
また、サビだけではなく腐食することによって部品が変色するなんてこともあります。
放置していると、エンジン関係のトラブルにより走行できなくなったリしてしまいますが、通常の車に比べてハイブリッド車や電気自動車は電気系統のショートによって車両火災が発生する危険性もありますので、水没した場合は早めのメンテナンスが必要になります。

シートやカーペットにシミが残る

汚水や泥が浸み込んだシートやカーペットは、洗浄や乾燥に時間がかかります。
この場合、時間が経てば経つほど奥の奥まで染み込んでいってしまうからです。
特に表皮の下にある厚いウレタン素材にまで浸水してしまうと、泥の微粒子が深い部分に残り、茶色いシミとなります。
すぐに取り外して洗浄・乾燥出来ればいいのですが、車内は配線や細かい部品でいっぱいのため、なかなか簡単には分解できません。
ですので、早期に業者へクリーニング依頼されることをおすすめします。

車内空間の匠では

浸水車の洗浄・クリーニングのご依頼があった際に私たちが必ず確認させて頂く場所が、フロアカーペット（フロアマットの下の床部分）・車体鉄板（フロアカーペットの下の部分）の浸水状況です。
フロアカーペットは、裏に分厚くてふかふかした遮音材などがついているため、1度濡れてしまうとなかなか乾かすことができず、その間にカビが発生してしまいますので徹底的に洗浄させて頂きます。
また、車体鉄板にまで水が侵入していた場合、排水しなければ車の機械故障や鉄板の錆の発生に繋がりますので、浸水車の状況によっては、座席、鉄板、フロアカーペットを全て剥がし、床下を丸ごと特殊クリーニングさせて頂きます。
中には洗浄に向いていない素材などもあるため、洗浄するべきパーツ、交換するべきパーツなどはプロが見極め、臨機応変に対応しています。
さらに消臭には、化学反応を起こすことで臭い成分を中和・酸化させる化学的消臭法、臭いの元となるバクテリアの繁殖を抑制・分解する生物的消臭法の両方を採用しており、臭いの原因に対応した脱臭方法を選別し、しっかりと消臭させて頂きます。
その他、水漏れの解決だけでなく通常では届きにくい場所（特に座席とセンターコンソールの間など）の汚れまで当店独自のオリジナルの機材を使ってしっかり落とさせて頂きます。
当社は浸水家屋にも対応する確かな技術を身に着けておりますので、安心して大切なお車をお預けいただけます。ぜひ一度ご相談ください。